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熱硬化性複合材料

熱硬化性プリプレグは、高品質樹脂を予備含浸させた高分子強化合成繊維です。加熱すると強度と耐久性が著しく高くなりますが、従来の金属材料と比較すると圧倒的に軽量です。

多彩な先端繊維と樹脂の組み合わせから成る当社製品は、優れた強度、軽量特性、高い耐衝撃性、費用対効果が高く評価されています。

当社は日本、アメリカ、イタリア、イギリスで熱硬化性プリプレグを製造し、現地オペレーションに合わせた安定供給と迅速な納入対応を徹底しています。下の図は、各用途およびカテゴリにおける当社の製品例を示しています。東レ株式会社(日本)およびToray Composite Materials America(米国)製のトレカ®熱硬化性プリプレグは、航空機の一次構造部材、自動車部品、幅広いスポーツ用品など、幅広い用途で実績のある材料です。Delta-Preg(イタリア)およびComposite Materials (Italy)(イタリア)は、F1&モータースポーツ、自動車、インテリア、船舶、スポーツ&レジャー分野、および医療用途で高く評価されており、それぞれのお客様に合わせた技術サポートと最適ソリューションを提供しています。Toray Advanced Composites(米国および英国)が製造する熱硬化性プリプレグは、航空宇宙、エンジン、衛星・ロケット、レドーム、金型、高性能産業、スポーツ用途で使用されており、エポキシ、BMI、シアネートエステル、ポリイミドなど、さまざまな樹脂オプションを提供しています。

ラインナップ

Why TORAY Materials?

実績に裏付けられた技術

25年以上にわたり、トレカ®プリプレグは航空機の一次構造体を含む数多くの用途で使用されています。

成形・加工自由度

当社の熱硬化性材料は、自動繊維配置(AFP)、自動テープ積層(ATL)、圧縮成形、RTM、脱オートクレーブ成形を含むハンドレイアップなど、さまざまな加工法を適用できます。

機械的安定性

当社製プリプレグの常温下寿命は最大40日間で、大型コンポジット部品の積層・成型に最適です。

品質

当社のプリプレグは樹脂含有量が均一で、ブリードアウトのない樹脂システムと組み合わせれば、コンポジット部品全体で予測通りの厚みを得ることができます。

豊富なデータベース

東レは、複数の大規模素材データベースを保有しており、低コストかつ迅速なプログラム開発が可能です。

炭素繊維製品は、ライフサイクルアセスメントの観点から地球温暖化の抑制に大きく貢献しています。また、新たなリサイクル技術および用途を開発するために、当社はお客様や研究グループとのプログラムに積極的に参加しています。