一方向&織物プリプレグ/炭素繊維、Eガラス、S2ガラス、アラミド、クオーツ
実績に裏づけられた東レの熱硬化技術
当社は、航空宇宙・産業用途における熱硬化性プリプレグのリーディングサプライヤーです。当社の軽量で耐久性に優れた一方向(UD)テープ、織物プリプレグ、スリットテープ(STT)は、スポーツ・家庭用品の他に、航空機、ロケット、衛星、F1レーシングカーなどの構造体に使用されています。
当社は、お客様のニーズに合わせて熱硬化性製品をカスタマイズします。耐衝撃性、高温での熱安定性、優れた耐湿性、部分補強、それらの組み合わせなど、お客様のあらゆるニーズに応え、効率的かつ効果的なコンポジット設計を支援するソリューションを提供します。
エポキシ、シアネートエステル、BMI、ポリイミド等の高品質樹脂で補強されたプリプレグを供給し、優れた強度特性を確保しつつ、総コストを最小限に抑えるための軽量化と耐久性を実現します。お客様の最も重要なプログラムを支援し得る、深く広い知見と能力を備えた類いまれなサプライヤーであると自負しています。
さらに当社は、レドームおよび衛星通信に適した低誘電性プリプレグを、自社のカーボンフリー専用設備で製造しています。
要求の厳しい金型用途における20年以上の経験に基づき、当社のAmberTool®プリプレグは、HX、HXR、TCシリーズで構成され、経験豊富な金型専門家チームにより世界中に販売されています。
- 標準品の迅速なデリバリー
- ヨーロッパでのカスタム切削対応
- 低温硬化40℃(104°F)から後硬化後のTg最大213℃まで、補強材は多様な炭素繊維・ガラス繊維を使用
- 表面機械加工による微調整が可能
特長
当社は幅広い熱硬化性樹脂技術を提供しており、お客様は性能、設計、加工要件に応じて樹脂/繊維を容易に組み合わせてカスタマイズできます。
耐衝撃性
衝撃ダメージ耐性を高める独自の強化メカニズムを採用し、優れたコンポジット部品耐久性と寿命を実現します。
高使用温度
東レの熱硬化性プリプレグは、超高温下でも熱安定性に優れているため、エンジンナセルやレーシングカーブレーキ用途等、高温環境下での使用に最適です。
脱オートクレーブ成形法による加工が可能
大型構造材を低コストで開発するため、業界では真空オーブンで加工できるエポキシおよびシアネートエステル系樹脂が選ばれる傾向にあります。当社の熱硬化性樹脂は、真空オーブンで硬化させながら混入した空気を逃がす設計で、強度と耐久性の最大化に必要な低ボイド構造を実現します。
優れた外観
美しい外観は、入念な品質管理、優れた素材、最適化された化学特性により実現されます。当社のマトリックス樹脂は、紫外線による劣化を最小限に抑え、優れた外観を長期間維持します。
豊富なデータベース
当社の2510エポキシプリプレグは、1998年からAdvanced General Aviation Technology Experiments(AGATE)を通じて公共素材データベースに登録されています。
また、3900エポキシプリプレグは2021年より Composite Materials Handbook-17(CMH-17)に掲載されています。
このようなデータベースを使用することで、複合材料や構造材の開発・使用が容易になり、開発期間やコストを削減できます。
東レグループ関係会社の関連リンク(外部ページ)
会社名 | 国 | リンクについて | |
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Toray Composite Materials America | アメリカ | プリプレグ | |
Toray Advanced Composites | アメリカ、オランダ、イギリス | 熱硬化性複合材料 コンポジットツーリングプリプレグ(AmberTool®) |
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