チョップドファイバー

トレカ®チョップドファイバーは、熱硬化性/熱可塑性樹脂、ゴム、紙、セメントなどの多様なマトリックスに混入して射出・圧縮成形コンパウンドの補強に使用される、長さ3~24mmの炭素繊維です。成形品の最終用途には自動車用途のブレーキ/クラッチ、電気用途の筐体部品などがあります。

当社は、ラージトウ炭素繊維ZOLTEK™でもチョップドファイバーを製造しています。現場を汚さず均一速度で工程投入できるよう配慮して設計されたZOLTEK™チョップドファイバーは、高嵩密度で製造されます。通常は、一般的なエンジニアリング熱可塑性樹脂(PC、ナイロンなど)や高耐熱熱可塑性樹脂(PEEK、PEIなど)と混合し、業界最高水準の強度重量比、剛性重量比を備えたコンポジットの製造が可能です。ZOLTEK™チョップドファイバーは混錬工程で容易に分散するため、成形プロセスと製品性能が向上します。ZOLTEK™ PX35チョップドファイバーは、様々な用途に対応し、即座に使用できるペレット、フレーク、スティックの形態で供給されます。

特長

高性能

トレカ®チョップドファイバーは、性能を重視する多くのお客様に多様な用途で使用されています。引張強度・弾性率のいずれか、あるいはその両方を必要とするお客様に、当社は常に最高水準の炭素繊維性能を提供します。また、導電性に優れているため電気用途にも適しています。

高品質

当社は厳格な工程管理と生産管理により高い品質を維持してきました。品質重視のその歴史が、業種にかかわらず多くのお客様に当社の炭素繊維を信頼いただけている理由の一つと考えています。

多彩なバリエーション

カット長、機械特性、サイジングが異なる多種多様な炭素繊維により、それぞれのお客様の要望を満たす最適な製品を提供します。

安定供給

トレカ®チョップドファイバーは、日本で生産され、ZOLTEK™チョップドファイバーはアメリカで生産されています。当社は大規模な生産能力を有しており、世界中のお客様に炭素繊維を安定供給できます。

東レグループ関係会社の関連リンク(外部ページ)

会社名 リンクについて
Zoltek

ZOLTEK

アメリカ、メキシコ、ハンガリー チョップドファイバー